読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人生は自分でデザインする 【 きらきらひかる 】

-人生は自分でデザインする-     アドラー流で生きる 安西光のブログ

境界性パーソナリティ障害

精神病理学の講義を受けてから興味を持ち始めたこと、近しい人に自己愛性パーソナリティ障害と思われる人(わたしは医者じゃないので断定はできないけども)がいるので読んでみました。

kirahika.hatenablog.com

パーソナリティ障害関連なら岡田尊司さんの本がおすすめだとアドラー心理学の師匠・岩井俊憲先生から教えてもらったのでこちらを選んでみました。

f:id:kirahika:20170130175506j:plain

新しい学びがいくつかあり、読んでみて良かったです。

 

境界性パーソナリティ障害は「発症」する

わたしはなんとなく「そのような困った性格の人たち」という認識だったのですが、境界性パーソナリティ障害は、元々ある「性格」の障害ではないそうです。

実際にはそういう性格の持ち主というよりも、あるきっかけから、そういう状態に「なる」のだそうで、さまざまな性格や気質の持ち主がいて多様なタイプの人が、あるきっかけから共通する状態を示すようになる。

ずっとそういう「性格」だったわけではないということです。

 

ということは今わたしは何の悩みもなく健康な精神状態で暮らしていますが、もしかしたら、あるきっかけでこれから発症する可能性もあるということです。

回復していくと、特有の「症状」は薄れていき、それぞれ本来の性格に戻っていくとのこと。

 

回復は難しいと聞いていただけに治すことは無理だと思い込んでいたのですが、忍耐力や時間なども必要となりますが「治すことは可能である」と知ることができました。

この本では様々なタイプのパーソナリティ障害を紹介しており、有名人の話を用いて症状の紹介をしていてとてもわかりやすいです(ジェームスディーン、飯島愛、中森明菜など)

 

境界性パーソナリティ障害の発症の可能性を下げるのにアドラー心理学は有効のような気がする

境界性パーソナリティ障害が急増している理由も紹介しており、発症する要因としては大きく遺伝的要因と環境要因に分けて考えられる。そうした状態になりやすい傾向をもった人に、不利な環境的要因が加わったときに、発症しやすくなると考えられている。

 

親子関係や育った環境の影響も大きいのだが、境界性パーソナリティ障害が急増している本当の理由は個人レベルを超えたところ(社会的レベルの要因)を考えなくては説明がつかず、密室化した家族(核家族化、少子化、地域社会の崩壊による家庭の細分化や密室化)や忙しくなった母親、父親機能の不在、過保護すぎる環境、仕事や趣味を優先する親などがあげられる。

 

どのタイプのパーソナリティ障害も他者との間に「信頼関係」が築けておらず、症状から回復するにも「信頼関係」がキーワードです。

 

本書を読んでいるとアドラー心理学「相互尊敬・相互信頼」の姿勢はパーソナリティ障害の発症の可能性を下げることにつながるのでは…と思いました。

 

「自分がいつなってもおかしくない」ということは「誰がいつなってもおかしくない」ということですから 、そう考えると一度は読んでみる価値はあると思います。

 

興味のある方はぜひ読んでみてくださいね!

 

 

* 個人相談、カウンセリングのメニュー・料金につきましてはこちらをご覧ください。


人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

面白かったら押していただけると嬉しいです