最近考えている「自分がどうして自分なのか」論 〜その2〜

こんばんは。ひかるです(^^)


昨日の記事に引き続き。
最近考えている「自分がどうして自分なのか」論 〜その1〜



なぜわたしがアドラーの目的論の考え方を推しているのかと言われれば、同じ親同じ環境で育てられてきたにも関わらず、子供たちが「心に闇を抱いた子供」と「心が光に満ちている子供」に真っ二つに道がわかれて成長したことを体験しているからだ。


客観的に考えても、育てられた環境はとても酷い状態だったと思う。一般的に描かれる幸せとは程遠いものだった。



父は重度のアルコール依存性で酷いときは糞尿垂れ流しで座りこみ、酒を浴びるように飲んでいた。虐待の日々だった。警察沙汰になったこともある。


ちなみにダメな父親だったかと言われれば、そうではない。
父はとても真面目で正義感が強く、責任感がある人物だったし、人の為になるような仕事にもついていた。

今思うと真面目すぎた、正義感がありすぎた、責任感がありすぎた、のだと思う。そんな自分に負けてしまったのだと思う。


全身血だらけで逃げ惑う姉たちを見て育ち、当時3歳4歳のわたしでも殺気を感じるほどで「殺される」と本気で思い、近所の家のドアをドンドンたたき、泣き叫びながら助けてくれと逃げた記憶もある。


幼いわたしは自分の身を守ることすらできなかったので、就寝するときは被害を受けないように母がいつも覆い被さり守ってくれていた。


他にも書こうと思えば、トラウマの要因になりそうなことはまだまだ書ける。不幸自慢ではないので控えようと思うが、上記の環境を想像するだけでも少しは状況は伝わると思う。


もし原因論で考えるとするならば、わたしもトラウマを抱え、心に闇を抱える子供に育つ可能性が非常に高かった。


でもわたしだけがそうはならなかった。


わたしは小さい頃から何も疑問を抱くこともなく、全てを受け入れていた。


「なぜこんな親なんだ、なぜこんな家庭に生まれたのだ、なぜ自分は苦労しなければならないのか」などと、苦しいとか辛いとか考えたことも思いつきもしなかった。


そこには諦めとか、我慢とか、受け入れようとすらも考えたことはなかった。


姉たちは父を憎んでいたが、わたしはそういった感情すらわかなかったし、こうはなりたくないという反面教師にしようという思いもなかった。


ただ、ただ、事実のみを当たり前のように 受け入れていた。


この実体験もあり、親や生まれた順序、養育環境なども大いに関係あるとは思っているが、それ以上に「子供の素質」の部分が心に大きな影響を与えているのではないかと現時点で思っている。(目的論的な考え方ができる素質があるかどうか、経験してきたことを自分で意味を与えることができるかどうか等)



こんな話を聞いたことがある。

父親が殺人を犯してしまい、兄弟は殺人犯の子供というレッテルをはられた。
そのことで兄はグレてしまい、大人になってからも父親と同じように犯罪をおかしては刑務所暮らし。弟は父親のようにはならないと反面教師にすることを誓い立派な人間となった、という話だ。


このようなことはよく起こりうることだと思う。親や養育環境が悪くても自分の運命を切り開き、自立した立派な大人になっている人なんてごまんといる。



わたしは「自分がどうして自分なのか」という仮説を定期的に考える。


なぜ考えてしまうのかといえば、上記に書いたように親や養育環境が同じ条件で子供たちが育ったのに、なぜ皆はわたしとは真逆に育ってしまったのか?ということを考えてしまうのだ。


なぜ相手は過度に劣等感を抱え、わたしは劣等感を抱かないのか。
なぜ相手は過度に他人と比較し、わたしは他人と比較しないのか。
なぜ相手は自分に自信がなく、わたしは自分に自信があるのか。
なぜ相手は自己受容ができず、わたしは自己受容できているか。


なぜだ?なぜだ?なぜだ?


心に闇を抱えている人を見るたびに、わたしの頭の中はそのことでいっぱいになる。



「心に闇を抱えた人を一人でも少なくしたい」という想いが強いからこそ、わたしは「自分を好きになってほしい」というテーマに絞ってブログを書き続けているのだと思う。伝えたいことはこれだけだ。


そんな気持ちを持ち続けられているのは、表面的には心に闇を抱えている家族と縁を切っている状態だが、もしかしたら、わたしはまだ諦めていないのかもしれない。



「なぜそうなってしまうのか」



それを知ることによって大好きな家族を救うことができると思っているのかもしれない。




つづく。










ひかるFacebook

https://www.facebook.com/hikaru.anzai
*友人申請はメッセージを添えてお願い致します。



ひかるTwitter
@Hikaru_3DCG





人気ブログランキングへ
面白かったら押していただけると嬉しいです