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人生は自分でデザインする 【 きらきらひかる 】

-人生は自分でデザインする-     アドラー流で生きる 安西光のブログ

日本の古典はエロが9割

書評

古事記の伝道師・馬場洋さんの古事記スクールのイベント後の懇親会で古事記のアダルトな部分の話になりまして、そういうところにも日本人の価値観って出ているのだろうなと思っていたところ、書店でみつけたのがこの本でした。

 

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「古事記」「日本書紀」「源氏物語」「今昔物語」などなど、日本の古典の九割はエログロ話と言っても過言ではないそうです。

そこで描かれる性愛絡みの親子関係、同性愛、愛執といったテーマは、漫画やアニメのそれと重なり、クールジャパンのルーツは日本の古典文学にあると言えるとのこと。

 

セックスがテーマですので好き嫌いもあると思いますからブログで内容を紹介するのは控えておきますが時代ごとの考え方なども書かれていて、これまでの日本人(民族)の価値観の参考になりました。

 

例えば平安人にとっては最大の罪は「執着心」だったそうです。

粘着して呪ったり祟ったりするよりは、感情を爆発させたほうがましという理屈で結構キツイ言葉を普通に言い放ったり(要するに今でいう皮肉を言ったり虐めをしたり)「不幸になるのは前世の行いが悪かったから」という考え方があって、不運な人を馬鹿にしたり笑ったりしても非難されなかった時代だそうです。

 

エログロ話で時代背景がわかります。

 

あと、これは大事だなと思ったことは、親子間での殺し合い、きょうだいの権力闘争、虐め、近親相姦、レイプなど、古代人はマイナスの要素を「ないもの」とせず、「あるもの」として認めていることです。実際に古事記でも神様なのに神様同士で殺し合いしてますからね。

 

「あるもの」として認める強さがあり、認めた上で問題に対処したほうがずっと救いがある。そんなことを教えてくれます。

 

現代はどうなんだろうか?

 

 

テーマはセックスやエログロですがそれは表面上であり、とても大事なことを考えさせられます。

 

 

一つ残念だったことは、個人的に文章が説明しようとしすぎている感があることと、細かく個人の感想が散りばめられているので読みにくいと感じました。古事記のあらすじを理解しているわたしでも読みにくかったです(^_^;)

 

それも実はわたしにとっては良い学びでした。

というのも、馬場洋さんの古事記がこんなにもわかりやすくて、誰でも理解できるように資料が作られているかがわかり「すごいことなんだよなぁ」と改めて思ったからです。

 

知識がいくらたくさんあっても、伝え方によっては伝わらない。伝える技術って本当に大事なんだな、と思いました。

 

わたしのブログも読者に伝わるように書いていきたいなと思いました。

 

興味のある方は是非♪

 

 


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