それは本当に”好きなこと”ですか?

こんばんは。ひかるです(^^)


あなたの好きなことは「本当に好きなこと」でしょうか?


現在、行う能力があるから、好きと勘違いしている「好き」もあるだろうし、好きと思っている行為の中に含まれる別の行為が本当は「好き」なのかもしれません。


今好きではないものが、繰り返して「好き」になっていくこともあるし、まだ知らないだけで好きなものは他にもいっぱいあるかもしれません。



「好き」って、実は好きなことばかりをしていては「好き」が見つからないんですよね。



色々な経験をしていくと本当に自分にとって「何が好きなのか」が見えてくるし、新しい「好き」が見つかるのだと思います。




わたくしは20年、3DCGデザイナーをしています。もちろん、大好きな仕事です。


小学校5年生の頃には「ゲームのグラフィックを作る仕事につきたい」と思っていました。この職業につくためにそのための勉強をし続けて、実現させました。


好きな仕事をするために、小学校5年生から考えていたわけです。

生半可な気持ちではないこと、想像できるかと思います。


そんな「好きな気持ち」でも実は「好きなことは違っていた」こともあるのです。



幼少のころから絵を描くことが大好きでした。保育園のマークは「クレヨン」でいつも絵を描いている女の子だったのです。


大好きな「絵を描く」ことを続けてきて、自分のやりたいことや好きが変化していくことを経験しています。



中学生時代
→小学生の時に「漫画家になりたい」と思っていましたが実は「媒体はあまり気にしない」自分に気づく。漫画という媒体しか知らなかったから漫画家になりたいと思っていただけ。「絵が動いていること」に興味を持つ。



高校生時代
→同じ描くでも油絵や日本画には興味がない、「芸術」がしたいわけではない自分。illustratorでの授業も魅力を感じない。全て経験して面白いと思えなかった。看板屋でバイトをしていたけど、版下を作ったり、印刷関係もなんだか違うと感じる。


2次元で同じ「描く」という行為なのにテンションが上がらない。やはり「動かない」ことが面白くない。


専門学生時代
→「これからは3Dの時代だぞ!アニメーションと3D両方学べるところに行ってみたら?」高校の先生に言われた言葉です。


「3Dの時代なんだ!両方教えてくれるなら行く!」と素直に進路を決める。そこで両方やってみて、実は絵を描くよりも、立体を作るほうが向いているしそっちのほうが面白いと気づく。


ちょうどその頃、初の3Dゲームが発売され、先生の「これから3Dの時代だぞ!」の言葉は嘘ではなかったと確信。


会社員時代
→3Dの全てを体験してみて、向き不向きがわかり、やはり立体物を作るのが好きだと再認識し、モデラーとなる。3Dで洋服を作ったり、柄を描くのが好きな「洋服のデザイン好き」な自分を発見。


直線よりは曲線をいかに綺麗に表現するか、その難しさが好きであることにも気づく。キャラクター専門モデラーになる。


独立してから
→作業だけではなく、営業や経理や総務などの仕事も全てやらなくてはいけなくなった。実はそこで経理や総務が好きなことに気づく。勘定科目を覚えたり、数字合わせが好きっぽい。名刺や封筒などを作るのも好き。



小さい頃から絵を描くことが好きだと思っていました。3Dに手を出してから薄々違うかなと感じ、独立して思いもよらない答えが出ました。


きっと、家族も周りの人間もいまだに「絵を描くのが好きだ」と、そう思っているかもしれない。


でも私は「絵が描きたい」わけではなく、「頭を使い何かを自分で作り上げる」ことが好きなのだと気づいたのです。



自分には絵を描ける能力があったので、その能力を使って「何かを作り上げていた」だけの話なのだと。3Dに転向しても「何かを作り上げる」ことには変わりなく、経理だって頭を使い、作り上げる部分がありますよね。



好きだと思っていた行為の中に含まれる別の行為が本当は好きだったのです。



だから、絵は好きですけど、もし万が一転職することになっても全然OK(笑)だって、絵を描くことを求めているわけではないとわかっているのですから。


そこさえわかっていれば、他の職種でも 

好きになれる自信ある



長い時間をかけて、自分の好きが変化していった。
正確にいえば、わかっていったと言っていいかもしれない。



「絶対にこれがやりたいのです!」
「諦められない!」


今思っている自分の「好き」に固執して、がんじがらめになる人もいるけれど、


本当の好きが別のところにあったり、もしそれが私のように好きだと思っていた行為に含まれる別の行為が好きだった場合、そればかり注目して盲目になることによって、損をしていると思うんです。



「本当に好きなこと」を知ることによって、柔軟性も、選択肢も、可能性も、一気に増えると思うんですよね。


でも、その「本当に好きなこと」を知るには、好きなことも、嫌いなことも、色々経験しなくては何が好きかなんてわからない。もちろん苦手も嫌いもわからない。


好きだと思っていることを長年やって、本当の好きがわかったんです。


だけど、

本当の好きを知りたいなら、自分の好きなことばかりしてちゃ気づかないよ。


わかりますか?



「絵を描く」という好きなことをずっとしてきたけど、基本を学ぶために自分が興味のないものや苦手な「絵を描く」ことを勉強していくことが大半でした。今の職種には関係ない「美術」を一通りちゃんと学びました。



「絵を描くこと」を求めていない、という答えが出たことも「絵を描く」ことをちゃんと学んだから見つけ出せた答え。


これによって私の可能性はぐんと広がった。「絵を描く」に縛られない生き方ができるようになったから。



自分の「好き」について、たまには考えてみてもいいかもしれませんよ。





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