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辺境生物はすごい!人生で大切なことは、すべて彼らから教わった【読書】

『辺境生物はすごい!人生で大切なことは、すべて彼らから教わった』


大好きな長沼毅先生の新刊です!




極地、深海、砂漠などの辺境は、人類から見ると「特殊で過酷な場所」だが、地球全体でいえばそちらのほうが圧倒的に広範で、そこに棲む生物はタフで長寿。
「一見生きにくそうな世界も、そこに棲む者にとっては都」「”弱肉強食”は、生物の個体数が多い地域の特別なルールでしかない」など、辺境生物を知ると、我々の常識は覆され、人間社会や生命について考えることがどんどん面白くなる。
辺境生物学者である著者の科学的冒険を辿りながら、かたい頭をやわらかくする科学エッセイ。

(装丁裏側のコメント)


本書では、辺境生物のことから、辺境へ行くに至った過程、私と生物学との出会い、進化と生命についての考察など、私自身の「辺境生物との出会いとそこでの学び」をまとめました。
辺境生物学者としての私の人生を振り返るものであります。
(本書より)



面白くて1日で読み終えてしまいました!

長沼先生を初めてTVで拝見した時に「この人、経歴もお話もご自身の雰囲気も全てがものすごく面白い!」と自分が新しい世界に出会ったような衝撃をうけました。

知識があるだけではなく、言葉の選び方、解説の仕方、ユーモアさなどパッと見ただけで「ものすごい経験を積んでいる人であり、本質を見抜く人だ」って思ったのです。すごいことを話してるのに、すごそうに見えないのがまたすごい!!


「私は生きている、地球で暮らしているのになんで生命の成り立ちや地球のことに無関心だったのだろう」と先生のお話を聞いて思っちゃったんです。少しくらい知っておいたほうがいいのではないかって。

先生のおかげで科学に興味を持つようになりました。


ずっとお会いしてみたいと思っていて今年の4月にイベントでご本人にお会いして、その時の講義内容や言葉の選び方、ファンとの接し方を生で拝見しまして「やはり素晴らしい人だ!」と確信いたしました。(関連記事:長沼毅のほろよい大学


そして今回長沼先生のご自身の人生や考え方などが書かれた書籍が出版されて「これは是非読んでみたい!」と真っ先に購入♪


なんかね、宇宙とか地球とか自然の凄さを知ってしまうと本当にちっぽけなことどうでもいいって思っちゃうだろうな〜って思ったんです。

研究のためとはいえ、極地、深海、砂漠など辺境を体験し、私たちが見たこともないような辺境生物を研究している。色々な体験を通じて「違い」を体験し、想像を絶するご苦労もされているはず。


講義のときも印象的だったのは「数万年単位は地球レベルだと時間は短い」と何度もおっしゃっていたこと。


私はこのような発言を聞くたびに「100年も生きれるかわからないのに、あっという間の人生を人間はなぜ小さなことで悩んでいるんだろう」って思う。

私が勝手にそう受け取っただけかもしれないけど、先生の講義を聞くと生命の神秘に感動し、驚くと共に、くだらないことなんてどーでもいいって心底思うんですね。


本書では先生が他人のせいにばかりして孤立して自分を苦しめていた時代のお話も書いてありました。


誰しもそんな時代は一度はあると思いますがちゃんと気づき、向き合ったからこそ、今の長沼先生がいらっしゃるのだなと思います。

生物の話と絡めて人生訓が書かれており、素直に納得します。共感できることばかりでした!オススメです♪


興味があれば是非読んでみてくださいね(^ ^)