安西光(ぴかりん)のブログ【きらきらひかる】

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オイディプス王・アンティゴネ【読書】

オイディプス王は紀元前5世紀(2400年前)にソポクレスによって書かれ、民衆の娯楽として演じられてきた戯曲です。


戯曲なので台詞のみで構成された台本のような作りの本です。

物語を展開するうえで重要な「起承転結」の元型となる作品とも言われています。





波瀾万丈な運命にさらされるオイディプスの物語。


秀でた知力と誇り高き正義感による真実探求によって、自ら破滅へと一歩ずつ近づいていく、、、



ストーリーをざっくりと簡単に言ってしまうと「先王ライオスを殺した犯人は誰だ」という犯人探しのお話です。


刑事コロンボ古畑任三郎のように犯人が最初にわかっている展開の仕方で、父親殺し、近親相姦、自分探し、捨て子物語など人気テーマ?が全て盛り込まれている作品です。



あらすじを知ってから本を読んでも大興奮!


台詞一つ一つ読むたびに「知らないことの恐ろしさ」「知っていくことの恐ろしさ」を同時に感じました。こんな感覚は初めてかもしれない。


登場人物に悪い人は一人もいない。みんな良かれと思って発言したこと、行動したことが全て裏目に出てしまう。台詞を読むたびに「それ言っちゃダメだーー!」と心の中で叫んでいる私(笑)



解説書も一緒に購入して読むと大変奥が深く、唸りながら読んでしまいました。



こんなによくできた作品が2400年前には出来上がっていたなんて驚愕です!古代ギリシア人凄すぎる!



小さい頃にスフィンクスが問いかける「足が朝は4本、昼は2本、夜は3本の生き物ってなーに?」という謎かけ聞いたことはありませんか?


それはこの「オイディプス王」に出てくるお話の一部なのです。



こちらであらすじを読んで興味をもたれましたら是非読んでみてください!解説書付で読んだほうが物語の深さを楽しめます。


オイディプス王wiki


アンティゴネの方はオイディプス王の娘のお話です。


一人の人間の無思慮で何人もの人間が死んでいくストーリー。こちらも悪い人は出てきません。ただ考え方の違いと無思慮な行動をしてしまっただけなんです。



こちらのほうもとても面白かったです!




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ソポクレス『オイディプス王』 2015年6月 (100分 de 名著)/著者不明
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