自律の光で心を照らす安西光のブログ【きらきらひかる】

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「孟子」一日一言 【読書】

致知の購読のおまけでいただきました「孟子」一日一言を読み終わりました。
「孟子」一日一言 (致知一日一言シリーズ)/川口雅昭
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仁義礼智信

始めて知ったのは里見八犬伝。球の中に浮かび上がる文字がカッコよくて、子供の頃から好きだったんですよね〜。

人としての道、守るべき徳を説いた儒教の教えで、孔子孟子が説いた五常といいます。


・思いやり、慈しみの心
・道理、道徳にかなうこと
・守るべき作法、敬うこと
・物事を正しく判断する力
・あざむかないこと、誠実

どれも必要なことですね。だけど、「人としての道、守るべき徳」と言われると、枠にはめられているようで窮屈さを感じませんか?

必要なことなのだけれど、時と場合にもよるしな〜、と感じると思うのです。


伊達政宗も遺訓でこう残しています。


仁に過ぎれば弱くなる
(人を大切にし過ぎれば、相手のためにも自分のためにもなりませんよ)

義に過ぎれば固くなる
(正義や筋を振りかざすと、それに縛られて柔軟に対応できず、融通がきかなくなりますよ)

礼に過ぎれば諂(へつらい)となる
(行き過ぎた礼は相手に対して逆に失礼で嫌味になるよ)

智に過ぎれば嘘をつく
(頭が良すぎると頭でっかちになり、結果として嘘をついたり、策に溺れることになるよ)

信に過ぎれば損をする
(他人の言うことを信じ過ぎて、それに振り回されていると、損をするよ)


うなずいちゃいますよね。全てはバランスが大事だよってことです。

でも、どうやら孔子孟子も同じようなスタンスだったのではないかと感じております。


孔子は「(主君に)仕えた方がよい時は仕え、やめた方がよい時はやめ、長くいる方がよい時は長くおり、早く立ち去る方がよい時は速やかに立ち去る」のが彼の生き方で、実際に主君に対して「礼」を欠いて離れたことがあり、孔子も自分が礼を欠いたことはかわりないと、しっかりと反省しているエピソードが書いてありました。

孟子は「あの時はあの時、今は今だ」「徳の高い心ある人は、口にしたことを必ずしも実行するとは限らない。また、やりかけたことを必ずしもやり遂げるとは限らない。ただ、義のあるところに従うだけである」と言っています。


お二人とも周りに流されることなく、自分の信ずる「仁義礼智信」を追い求めていたのだとわかります。


人は欲に侵されると変わってしまう生き物ですし、最初は良くても後が悪かったり(その逆もありますね)しますから、ちゃんと人や状況をしっかりと見て、それに合わせた行動を迅速にとるのが大事ということですね。
それができるのはバランスがとれているからだと思うのです。


冷静に客観的に自分を見つめて中庸でいること。全てのことに盲信しすぎないこと。


自分でバランスを整えていく生き方の参考になりますので孔子孟子の考え方を知るのはとても良いと思います。興味のある方は是非読んでみてくださいね♪


ちなみにたまたまですが、ペンギンの付箋で気になるところをチェックしていたら水族館のペンギン水槽前みたいな状態になり、ちょっと楽しかったです( ´艸`)